こんにちは、Tamakoです。
みなさんは「NISA」を活用していますか?最近ニュースでも話題になりましたが、日本のNISA投資額が56兆円に達し、政府目標を見事達成したという発表がありましたよね。私の家庭も例に漏れず、夫婦でNISAを活用しています。旧NISA時代からコツコツと「投資」を続けてきた私ですが、今年からは「新NISA」に切り替わり、投資できる金額が拡大し、さらに夫婦で資産形成を頑張っています。
「こんな金融教育、義務教育で教えてほしかった…!」と思う方、きっと多いですよね。私自身、社会に出てから税金や制度をよく知らないばっかりに損をしたり、面倒な思いをしたりすることが何度もありました。でも、最近はYouTubeなどでも金融関連の情報が手軽に学べるようになり、「投資」のハードルがぐっと下がったように感じます。
さて、「新NISA」は“神制度”と呼ばれることもあるほど魅力的だとご存じでしょうか? とりわけ「初心者」が資産形成を始めるには、とても頼もしい制度になっています。ここでは、新NISAのポイントを改めて振り返りながら、私の投資経験をもとに「初心者でも続けやすい投資術」や「長期投資で心穏やかに資産を育てるコツ」などをお伝えします。
↓NISAに関するTamakoの過去ブログ
新NISAでの投資戦略:成長投資枠のおすすめ銘柄と考え方
[このブログはPRを含みます]こんにちは、Tamakoです!この記事では、私が新NISAにおける銘柄の選定や成長投資枠を活用する中での悩みや実践についてお話しします。同じように投資を始めたばかりの方や、銘柄選定で迷っている方の参考になれば幸いです。 新NISAと成長投資枠とは? 新NISAとは? 新NISAは、2024年から始まる制度で、従来のNISAに比べて投資枠が拡大され、より長期的な資産形成に適した設計になっています。一般枠と成長投資枠の2つに分かれており、年間最大360万円まで投資可能です。成長投 ...
新NISAの基本ポイントをおさらい
- 投資利益に税金がかからない
新NISAでは、投資信託などで得た利益(配当金や売却益)が非課税になります。通常の投資では約20%ほど税金がかかるので、これは大きな節約ですよね。投資で得られるリターンをまるごと活用できるのは、長期投資を行ううえでとても心強いポイントです。 - 非課税期間が無期限
旧NISAでは非課税期間が限られていましたが、新NISAでは非課税期間がなんと“無期限”になりました。期間の区切りを気にせずに、いつ始めても、何年続けても利益に税金がかからないのはかなり魅力的。焦ることなくコツコツと投資を積み上げられます。 - 投資できる金額が大幅に拡大
生涯で最大1,800万円まで非課税で投資できるようになりました。以前のNISA枠と比べて段違いに投資できる上限が大きくなったため、長期的にまとまった資産を形成しやすくなっています。 - 誰でも使いやすい制度設計
新NISAは18歳以上なら誰でも(日本在住の方であれば職業を問わず)口座を開設できるようになっています。学生や主婦(主夫)の方でも気軽にチャレンジしやすいのは嬉しいですよね。 - 手続きは簡単
新NISAを始めるための流れはシンプルです。証券会社などの金融機関を選び、NISA口座を開設して、投資信託やETF、株式などの商品を購入するだけ。スマホアプリやオンライン口座開設が普及しているので、思い立ったらすぐにでも始められます。 - つみたて投資も可能
毎月少しずつコツコツ積み立てる「つみたて投資」も新NISAでOK。投資初心者にとっても、いきなり大きな金額を投じる必要がないのはありがたいですよね。相場の値動きに一喜一憂せず、時間を味方にしてじっくり資産を育てるスタンスが取りやすいのが魅力です。
長期投資で大切な心構え
私自身、かれこれ5年以上NISAを活用しています。その間、細かな値動きはいろいろありました。特に昨年の夏に大きく相場が下がったときは正直ドキッとしましたが、「投資信託はそんなもの」と腹をくくって乗り切りました。そして、ここ数日の調整局面(値下がり)が続いていても、あまり気にしないようにしています。
投資は怖いニュースや失敗談も多いので、初心者の方が「本当に大丈夫かな…?」と不安になる気持ち、すごくよくわかります。でも大切なのは「正しく理解すること」と「余剰資金で行うこと」。比較的リスクが分散された投資信託やETFなどを選び、無理のない範囲で積み立てを継続していけば、長期的にはそこまで心配する必要はないと私は考えています。
株式市場や為替レートの短期的な値動きは、どんな専門家でも正確に予想できません。だからこそ、「値動きの波は乗り越えるしかない」と割り切るメンタルが必要。世界経済は長期的に見ると成長しているというデータや歴史的なトレンドもあるので、あまり短期的な上下に振り回されすぎないようにしたいですよね。

私が「投資」に持つスタンスと続けやすいコツ
1. 気にしすぎない(よい意味で“テキトー力”を持つ)
「投資経過を毎日チェックしない」「むしろ気づいたら評価額が増えていた、なんてスタンス」くらいが丁度いいと感じています。心配性の方で、一円でも下がるとドキドキしてしまうという場合は、NISAや投資そのものが向かないかもしれません。私の場合、値動きをあまり意識しないからこそ、長期間継続できているのだと思います。
2. いきなり多額を投じない
投資初心者が最初から大金を投じてしまうと、ちょっとした下落でも心臓に悪いはず。私も旧NISAを始めたときは月1万円からスタートしました。少額ならば「なくなっても仕方ないかな」くらいの気持ちでいられるので、途中でやめるリスクも減ります。
3. 目標をしっかり持つ
私の「投資」の目的は老後資金の確保です。先日ベストセラーにもなった『DIE WITH ZERO』では、「死んでしまったらお金はあの世に持っていけない」といった考え方が書かれていますよね。私も、死ぬときにはお金はゼロくらいがちょうどいいのでは? と考えています。大切なのは、自分自身と家族が幸せに生きるためにどうお金を使い、どう残していくかを考えること。
子どもに過剰に資産を残すよりも、生き抜く力を育てるために教育費に投資したいし、自分たちの老後の生活は自分たちでどうにかできるようにしておきたい。そんな「投資目的」が明確だからこそ、日々の値動きに心乱されにくいんですよね。

4. 投資を始めないという選択肢もアリ
「NISAをやる目的がそもそもない…」「お金に余裕があるから増やす必要も特に感じない…」という方は、無理に投資を始めなくてもいいかもしれません。投資に時間と神経を使うより、今の生活を楽しむために使うのも大切な選択です。自分が何を目指して投資するのか、もう一度見つめ直すのは大事なプロセスですよね。
投資初心者の不安を和らげるポイント
- 余剰資金で行う
万が一減っても、すぐに生活に支障が出ない範囲のお金を運用するのが鉄則。メンタル的にも余裕が違います。 - 継続する
市場には上昇・下降の波が必ずありますが、長い目で見れば成長してきた歴史があります。焦らず持ち続けることで、複利効果を最大限に活かせます。 - 情報を自分で取捨選択する
ネットやSNS、YouTubeなど情報源が溢れている時代だからこそ、自分でしっかり調べて判断する姿勢が大切です。過度に悲観的なニュースや、逆に過度に楽観的な意見に流されないようにしましょう。

まとめ:新NISAを上手に活用して豊かな未来へ
新NISAの登場で、これまでよりも一層「投資」への門戸が開かれました。非課税期間無期限・生涯投資上限1,800万円などの制度的メリットは、特に「初心者」にとって強い味方です。大切なのは、リスクをきちんと理解しつつ、無理ない金額でコツコツ積み立てること。そして、値動きにいちいち心を乱されるのではなく、「世界経済は長期的に成長する」「投資は長期でこそ成果が出る」と信じて、腰を据えて取り組むスタンスが続けるコツだと思います。
私自身も、投資に関しては初心者です。結局は「いかに長く市場に居続けるか」が鍵だとわかり、今では良い意味でテキトーにほったらかし投資をしています。おかげで余計なストレスを抱えることなく、結果的に資産形成が順調に進んでいるなと感じています。
もしここ最近の市場の変動で不安になっている「投資初心者」の方がいたら、ぜひこの経験が少しでも参考になれば嬉しいです。新NISAは魅力あふれる制度なので、正しい知識と自分なりの目標を持って活用してみてくださいね。