こんにちは、Tamakoです。
「更年期」という言葉、みなさんも聞いたことがありますよね。私も「40代後半~50代に起こるもの」というイメージで、正直「まだ私には関係ない」と思っていました。でも、最近の自分の体や心の変化を見て、「もしかしてこれがプレ更年期…?」と不安に感じることが増えてきました。
今日は、私が体験したことをお話ししながら、プレ更年期の症状やその対策について一緒に考えていきたいと思います。
自分に起こった異変:プレ更年期かも?
数ヶ月前から、「あれ?なんかおかしい…」と感じることが増えてきました。特に、先日体験した出来事は衝撃的でした。
自転車の記憶喪失事件
ある日、仕事から帰ってきて少し仮眠を取った後、下の子の学童のお迎えに行こうと玄関を出たら…自転車がない!ポケットを探ると鍵は手元にあるのに、どうやって自宅まで帰ってきたのか、全く思い出せませんでした。結局、駅の駐輪場に自転車を置いたまま、歩いて帰ってきたことが後から判明しましたが、この記憶の抜け落ち具合にはゾッとしました。
これまでの私は、体力も気力も人並み以上あり、マルチタスクをこなせるのが得意でした。家事・育児・仕事に加え、副業や趣味までバリバリこなしていたのに、最近は1日1~2個の用事をこなすだけで疲れてしまいます。横にならないと次の行動に移れない自分に、悔しさすら感じます。
プレ更年期とは何?その特徴と症状
プレ更年期について調べていく中で、私自身に当てはまることが多いと気づきました。
プレ更年期と更年期の違い
日本産科婦人科学会によると、
『閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間を「更年期」といいます。更年期に現れるさまざまな症状の中で他の病気に伴わないものを「更年期症状」といい、その中でも症状が重く日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。』
日本人女性の平均閉経年齢は50歳前後。その手前である30代後半から40代前半に訪れるのが「プレ更年期」です。ホルモンバランスの乱れや加齢、生活環境の変化によって、プレ更年期の症状が現れることがあります。
私が感じるプレ更年期の症状
プレ更年期の症状は大きく3つのカテゴリーに分けられますが、私に当てはまるのは以下の通りです:
1. 身体的症状
- 疲れやすさ
- めまい
- 肩こりや関節の痛み
2. 精神的症状
- 物忘れ
- 気分の落ち込み
- 意欲の低下
特に「疲れやすさ」と「物忘れ」は深刻です。以前はマルチタスクが得意だったのに、今ではひとつのタスクを終えるだけでぐったりします。さらに、冒頭の自転車事件のような記憶の抜け落ちが重なると、自分がどんどんダメになっているような気がして、自己嫌悪に陥ることも…。
プレ更年期の原因を探る
なぜこんな症状が現れるのか?
プレ更年期の主な原因は、ホルモンバランスの変化だとされています。日本産科婦人科学会では、
『更年期障害の主な原因は女性ホルモン(エストロゲン)が大きくゆらぎながら低下していくことですが、その上に加齢などの身体的因子、成育歴や性格などの心理的因子、職場や家庭における人間関係などの社会的因子が複合的に関与することで発症すると考えられています。』
と説明しています。
私の場合、日常生活がとにかく忙しく、育児や仕事でストレスを抱えながらも、なんとか頑張ろうと気力で動いていました。その影響で心身が疲れ切ってしまったのかもしれません。
プレ更年期をどう乗り越える?私が考える対策
プレ更年期は誰にでも起こりうるもの。無理をせず、自分に合った方法で向き合うことが大切だと感じました。
1. 体調管理を第一に
まずは、自分の体の状態を正確に知ることが必要です。私は年明けに人間ドックを受け、他の病気が隠れていないか確認する予定です。不調があれば、早めに医師に相談することも重要です。
2. 信頼できる医師のサポート
更年期障害について日本産科婦人科学会では、
『更年期障害は身体的因子・心理的因子・社会的因子が複雑に関与して発症しますので、まず十分な問診を行うことが必要です。その上で生活習慣の改善や心理療法を試み、それでも改善しない症状に対して薬物療法を行います。』
と述べています。自分に合った治療法を見つけるために、かかりつけ医を探すのも大切だと思いました。
3. 自分に優しくする習慣
以前の自分と比べて落ち込むのではなく、「今の自分を受け入れること」が必要だと感じます。プレ更年期に無理して動くよりも、休む時間を確保することで、心身をリセットできます。
Tamakoのまとめ:プレ更年期を前向きに乗り越えるために
プレ更年期は決して特別なことではなく、誰にでも訪れる変化です。大切なのは、自分の体や心の声に耳を傾け、無理をせず前向きに対処すること。
- 体調の変化を見逃さない
- 医師に相談して適切なサポートを受ける
- 自分を労わる時間を作る
私も不安を抱えながらも、少しずつプレ更年期と向き合う準備をしています。同じような悩みを抱えている方がいれば、ぜひ一緒にこの時期を乗り越えていきましょう!