2016年発売「FIGARO japan HOROSCOPE 石井ゆかりの星占い」と運命的な出会い
当時、わたしは地方...
と言ってもかなり田舎に住む何の変わり映えもしないパート兼専業主婦でした。
それまでは看護師としてポンコツながらも必死に働いていました。
しかし結婚し子どもが生まれて夜勤ありだったフルタイムの仕事を退職。
自分のアイデンティティーが「母ちゃん」だけになり、
日々スーパーや本屋、児童館、たまにスポットのバイトをしながら生活していました。
本当になんでもない日常。
変わり映えもない。
このまま自分の人生は淡々と過ぎていくんだな。
と感じていました。
でも、それでも悪くない。
愛する夫や子どもがいるから。
やがて子どもも成長してわたしも夫も年老いて...。
なんて思っていた気がします。
偶然立ち寄った書店でこの本を見つけました。
2016年発売「FIGARO japan HOROSCOPE 石井ゆかりの星占い」
今まで特に占いなんて信じてなかった。
むしろ迷信なんて信じるのは過酷すぎる職場にいたから。
迷信を信じたら引きずり込まれる気がする職場にいたから。
でも何でかな?
なんか惹かれた。
わたしが普段見慣れている占いって毎日テレビで放送する占いか雑誌の後ろの方に掲載されている1ヶ月分、よくて半年、長くて1年分の占いじゃん。
正月の神社で引くおみくじだって1年の区切りのイメージだよ。
なのに、この雑誌は違った。
2016年時点から過去7年分(2010〜2016年)の振り返りと未来(2018〜2025年)の占い。
すごい自信!!!
ねぇ?この感情共有できるかな?
だって占いってちょっと雲散くさい(失礼なことを言って本当にすみません)じゃん。
過去の占いの結果なんて、現在では実際どうだったのかはっきりしている訳だからアタリハズレがはっきりしているわけ。
なのに、それを今更振り返る!?これは相当自分の占いに自身や根拠がないとできない芸当だよ...。
と当時のわたしは思いました。
一旦そう思うと、どんどんその本に興味が湧いてきちゃう性格。
未来の占いを読んでいくと驚愕の記載が!!!!!
2018〜2025年までの牡牛座の占いが夢溢れるくらい良い感じに書かれてるぅ!!!
「一生に一度来るかこないかのミラクルな時間帯」
そう書かれていたの!!
えぇ!!!?そうなの!?
ぼんやりしてる暇ないじゃん!!
準備しなきゃ!!
乗るっきゃない!このビックウェーブに!!(古っ!!)
即、雑誌を購入し隅から隅まで読み込みました。
普段は絶対スピリチュアルなんて信じない。
たとえあったとしても傾倒はしない。
って思ってたのに、いざ自分に幸運が来るとわかると急に手の平返しを華麗にするわたし。
そこからは自分の夢や挑戦したいこと、乗り越えたい課題、欲しいもの、より良い未来、そこに至るまでのステップ、自分たち家族の年齢、両親の年齢などのライフステージをひたすらノートに書き綴りました。
整理したかった。
自分の本当の欲望を可視化したかった。
だって大人になるまでに色々妥協したり諦めてきたから。
その中でも良い選択をし続けた自信はあるけど諦めた夢も多かった。
だから人生をやり直したかったのかもしれない。
そしてわたしは「欲望」...ではなく
「実現すべき夢」の計画を綴ったノートを持って立ち上がったのだった。
ちょうど奇跡のタイミングで夫が東京に転勤になった。
行くぞ!!夢実現のため上京だ!!!
次回に続きます。